かれこれ3年ほど、炊飯器なしの生活をしています。
私が炊飯器をやめたのは「ズボラだから」。
炊飯器の手入れが面倒だったのです。
鍋でご飯を炊く、というと
土鍋でご飯〜
丁寧な暮らし〜
みたいなイメージがあるかもしれませんが、意外と炊飯器を使うより楽チン。
さらに早くて美味しい。
ズボラな方こそ「鍋で炊くご飯」をやってみてほしい。
ご飯炊き専用の鍋なんていりません。
家にあるフツーの鍋で大丈夫。
ズボラによるズボラのための、ズボラ炊飯術をお届けします。
鍋で簡単にご飯を炊く方法も写真付きで分かりやすく載せてみました。
鍋でご飯炊いてみたい方、面倒くさがりな方、是非読んでみてください!
Contents
鍋でご飯を炊くメリット4つ
早い
意外に思うかもしれませんが、炊飯器でご飯を炊くより
鍋でご飯を炊く方が早い
です。
事前にお米の吸水さえしておけば、最短10分で炊きたてホカホカご飯の完成です!
冷めても美味しい
炊きたてが美味しい!のは多分鍋でも炊飯器でも同じ。
ですが、鍋炊きだと冷めた後ももっちりして美味しい。
手入れが楽
鍋なら炊飯器みたいな細かいパーツがなく洗い物が楽です!
炊飯器ってお米のデンプンと水分がいっぱいなので、実はちゃんと手入れしないと不衛生。
炊飯器の
- 内蓋
- パッキン
- 水受け
毎日掃除できてますか?
釜と合わせると洗い物4つ!
め、面倒…。
私は掃除が面倒くさい&毎日できないので炊飯器をやめました。
鍋炊きなら洗い物は鍋と蓋だけ!楽チン♪
キッチンのものが減って作業効率が上がる
炊飯器がなくなるとキッチンが広くなり、作業効率が良くなります!
置きたかった他の調理家電も置けるようになるかも。
鍋でご飯を炊いてみよう
必要なもの
- 深めの鍋
- 蓋
- 米
- 水
- 計量カップ
- タイマー
年季の入ったティファールの鍋。
かれこれ15年くらい使ってます。(汚い鍋ですみません)
テフロン加工とか何にもなくなってると思うけど、使用用途は
- ご飯を炊く
- 野菜を茹でる
- 味噌汁作る
くらいなので問題なし。
計量カップ。これも年季もの。
プラスチック製よりステンレス製の方が劣化せずずっと使えます。
事前準備
お米を研いで、水に浸けておきます。
(無洗米ならかるく洗うだけでOK)
吸水時間は30分以上。
急いでる時は最低10分吸水すれば一応大丈夫です。
ボウルの上にざるをのせて、そこでお米を研ぐと水切りが楽チンです。
鍋でご飯を炊く手順
① 深めの鍋に吸水させたお米と水を入れる
ザルをあげて水を切り、吸水したお米を鍋に入れる。
計量カップで水を計り入れる。
1合 → 200cc
2合 → 400cc
3合 → 600cc
1合につき計量カップ1カップ分 (200cc)です!覚えやすい。
② 火にかける
強火でOK。沸騰するまで強火です。
沸騰まで2分半くらい。
(タイマーをかけておけば鍋の前でじっと待ってる必要なし)
沸騰したら菜箸かスプーンでぐるっと全体を混ぜる。(省略可)
③ 弱火にして、蓋をする
沸騰したら蓋をして、弱火で10-12分ほど。
タイマーをかけておきましょう。
多少オーバーしても大丈夫です。
もし火を消すのを忘れて長く火にかけてしまっても、下は焦げるけど上は食べられます。
④ 蓋を開けてみて、炊飯具合を確認する
蓋を開けて、水分の残り具合を確認します。
表面に水がまだたくさん残ってたら追加で1〜2分。
水がなくなってたら完成です。
⑤蒸らし
火を消して蓋をしたまま10分放置。
急いでる時は蒸らしなしでも食べられます!
鍋は何でもオッケー
蓋さえあれば、最悪フライパンでも炊ける(吹きこぼれ注意)。
どんな鍋でも炊けるので、炊飯に使いたい鍋を他の調理で使ってる時は違う鍋で炊くこともできる。
鍋が大中小ある場合は、お米の量に応じて鍋サイズを使い分けてもOK。
ル・クルーゼや土鍋でも炊いてみたことあるけど…
正直、素人の舌では味の違いは分からない。というのが私の感想。
つまり、どんな鍋でもオッケーってことです。
普通の鍋で十分美味しい。
鍋はつるすと楽
鍋は洗って軽く水を切ったらレンジフードのところにS字フック付けてつるしてます。
ちょっと水分残っててもつるしとけば乾きます。(ズボラ)
計量カップもつるしてます。
(吊り戸棚バスケットにS字フック付けて使用頻度の高い調理器具を吊るしてます。手前のノートはレシピ帳)
まずは試験的に、炊飯器を撤去してみる
鍋でご飯を炊こうかな、
と思っても、実際にやってみたら「やっぱり炊飯器が使いたい」となるかもしれません。
なので、まずは試験的に、炊飯器をキッチンから撤去してみましょう。
押入れや別の部屋にしまって、しばらく様子を見ます。
私はそのまま1年使わなかったので、もう使うことはないだろうと判断して捨ててしまいました。
炊飯器を撤去した分キッチンが広くなって、スッキリ。
他の家電もゆとりを持って置けるようになり、作業効率が上がりました!
鍋炊き炊飯のデメリット
炊飯時間をタイマー管理しないといけない
慣れれば苦にならないけど、最初はちょっと面倒と思うかも?
私はたまにタイマーに気づかず火にかける時間オーバーしちゃったりするけど、案外普通に食べられます😅
タイマーかけるの忘れてた!って場合も、蓋開けて水分の残り具合見れば大体予測つきます。
最終的には、水が無くなればいいので。
保温ができない
鍋だと保温機能がないから、炊いてから時間が経つとご飯が冷めてしまいます。
なのでホカホカを食べたいなら、ご飯開始時間を逆算して炊き始める必要があります。
我が家の場合は子供が小さくアツアツご飯を嫌がるため、ちょっと冷めたくらいがちょうど良かったりします。
残ったご飯は冷凍しましょう!
保温しっぱなしのご飯はまずくなるので、保温できないことはむしろメリットでもあるかも?
コンロが一つふさがる
コンロで火を使うのは10分程度。
コンロを別の調理で使いたい時は、火にかけ終わったら鍋は鍋敷きに置いておきましょう。
一番時間がかかるのは吸水。外出時間を有効に使おう
鍋でご飯を炊くときにかかる時間は、
吸水 30分以上
炊飯 10分
蒸らし 10分
吸水時間が一番長いです。
ですが吸水は長い分には問題ないので、外出時間を有効に使いましょう。
我が家はいつも夕方公園に行くので、公園に行く前にお米を水に浸けておきます。
そうすると、帰宅してすぐに炊飯可能。
蒸らしを省けば最短10分で晩御飯のご飯が炊き上がります。
ご飯を炊いている間に別コンロで味噌汁作って、メインも作って、あっという間に夕食の準備完了です。
仕事をしている方は
朝、お米を洗って水に浸けておきます。
朝の段階で鍋に「洗った米+必要量の水」を入れておけば、帰宅後すぐ火にかけられます。
注意:暖かくなってきたら冷蔵庫に入れておきましょう。
無洗米で時短!無洗米の方が栄養価も高い
時短家事命の私は当然無洗米派です。
時間も水も節約できる無洗米。
普通のお米と無洗米の価格差は5kgで100円くらい。
100円÷30日=3.333円
1日あたり3円の違い。
毎日お米を研ぐ手間考えたら、安すぎるくらいの価格差だと個人的には思います。
しかも無洗米の方が、お米を研ぐことによるお米へのダメージが少なく、旨味や栄養が抜けづらいんだとか。
楽チンな上栄養価も高い。
無洗米を選ばない理由が見つからない!
まとめ
お米は炊きたてが美味しい
これは絶対です。
どんな高級炊飯器を使ったとしても、「長く保温したご飯」と「炊きたてご飯」では差は歴然。
炊飯器の手入れが面倒な掃除嫌いさんは特に、是非一度、鍋でご飯を炊いてみてください!
速さ楽さ美味しさのトリコになること間違いなし❤️
読んでくださりありがとうございました♪