子育て

5歳でひらがなが読めなかった娘。3週間で変化があった小さな習慣の話

5歳でひらがなが読めないって遅い?

我が家の娘は年中の5歳。

まだひらがながちゃんと読めません。

自分の名前はかろうじて読めるようになってきたけど、スラスラ読むのはまだまだ。

ひらがなは小学校に入ってから習うから焦る必要はない?

今はお勉強よりも遊びが大事!

という話もあるし焦る必要ないのかなーと思っていたけれど…。

みにまり
みにまり
ほんとにひらがなも読めず小学校に上がって良いものなのかな??

と、不安になってきました。

それに、娘が幼稚園の友達からお手紙をもらうたびに、「自分は書けない」っていうことに劣等感を持ち始めた気がして。

これはいけない!

本人が「ひらがななんて興味ない、小学校からでいい」って言ってるならともかく、「ひらがなできるようになりたい」と思ってるんだから、どうにかしてあげなきゃ!

この記事では、

  • 5歳の娘がひらがなが読めるようになったのが遅くなった理由
  • ひらがなが読めるようになるまでに我が家がやったこと

を書きました。

5歳なのにひらがなが読めないなんて遅いのかも…
と、悩んでいる方、ぜひ読んでみてください。

5歳の娘がひらがなを読めない理由。ひらがな教育の負のループ。

5歳の娘がひらがなが読めない原因は確実に私にあります。

年少さんからこどもちゃれんじを始めたものの、ワークをするよう毎日時間を取ってあげられていない

(やっていないワークが溜まりまくり)

ひらがなを教えよう!と意気込み娘のお気に入りキャラ(ソフィア)のひらがなワークを買ったものの、私が「ひらがなのお勉強やろう!」と娘に促すのを忘れる

(5歳の子供が、親の声かけなしに毎日自主的にひらがなの勉強するなんて難しいですよね…。)

① たまに思い出した時にいざワークを始める

② 娘が何度教えても読めない、書けないとイライラしてしまって、ついキツイ口調になってしまったりする。

まだまともに書けないのに書き順とかまで指摘しちゃう。

③ 娘の機嫌が悪くなる。泣く。勉強が嫌になる。

④ まだ勉強は早かった…と諦めて、またやらなくなる(教えなくなる)

しばらく経って、焦ってまた①に戻る。

①〜④の負のループから抜け出せない。

なぜひらがなを教えるのがうまくいかないんだろう…とよく考えてみました。

失敗の原因はおそらく、

たまにしか教えないのに、確実に覚えさせよう!と意気込みすぎていたこと。

たまにしかやらないことをすぐ覚えるなんて、大人でも難しいですよね…。

こんな勉強じゃ、娘も嫌になるに違いない…。と気づきました。

毎日、ほんの少しのひらがな勉強を生活に取り入れてみた

5歳の娘がひらがなが読めない原因は、毎日のお勉強習慣ができていないこと。

どうやったら毎日の勉強習慣をつけられるのか…と考えてみて、

以前読んだ本、「小さな習慣」をひらがな教育にも取り入れてみることにしました。

「小さな習慣」を意識する

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自分が習慣にしたいと思っている行動のハードルをものすごく下げて、
「バカバカしいほど小さな」行動にすること。
それを継続すること。
大切なのは、「絶対失敗しない」と感じるくらいハードルを下げること。
みにまり
みにまり
どんなに疲れている日でも1分あればできる!くらいの簡単なことにするのがポイント

今までは、ひらがなを勉強といえば、机に向かって、ワークと鉛筆を取り出して「がっつり勉強」スタイルでした。

これが全く上手くいかなかったので、娘にはまだハードルが高いと判断。

そこで、毎日続けることとして

ひらがなクイズを出す

を続けてみることにしました。

毎日1個でも娘にひらがなに関する問いかけをできたらクリアとしました。

ひらがな勉強のハードルを極限まで下げて、毎日の勉強習慣をつけることを目標としました。

1日1回、ひらがなクイズを出してみることにした

まずは壁にひらがなのポスターを貼ります。

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そして1日1回、どのタイミングでもいいから

「あ」はどーれだ!

とクイズを出します。

もしくは

この文字なーんだ、とひらがなを指差して、娘に答えさせます。

たとえ正解できなくても、一問でもクイズを出して娘に考えさせることができたらクリアとしました。

初めは「子供にひらがなを覚えさせる」というよりは、

子供にひらがなを覚えさせたいと思っている

ということを自分自身に確認するような作業でした。

ひらがなクイズを出した時の5歳娘の反応

この方法はごくごく簡単なクイズなので、「やりたくないー」とか「嫌だ」とはなりませんでした。

クイズの答えを「分からない」と言われたら、ヒントをあげるようにしました。

私:「あ」はどーれだ?

娘:分かんない…

私:ありさんの…?

娘:あっ!ありの「あ」〜!(壁のポスターの「あ」を指差して答える)

これだけヒントを出したとしても、娘が答えられたら

正解〜!すごいね!

と大げさに褒めてあげるようにしました。

案外1問出すとノッてきて「もっとクイズ出して!」と言ってくることが多かったです。

やりすぎないことが続けるポイント

基本的には1日のひらがな勉強はこれでおしまいです。

少ない?

いやいや良いんです。少ないくらいで。

まずは毎日ひらがなに関して意識させることの習慣づけからなので、十分。

疲れたーとなるまでやってしまうと続けるのが嫌になるので、

「足りない」「もっとやりたい」

くらいで止めておくのがポイント。

みにまり
みにまり
ついついたくさんさせたくなるけど、そこはぐっと我慢!

ひらがなが読めなかった5歳娘。3週間で起こった変化

ひらがなが読めない5歳娘に、毎日のひらがなクイズを始めて今日で23日目。

3週間と少し経ちました。

ひらがなを読めるようになった

びっくりするくらい、読めるようになりました!

やったことは、毎日のひらがなクイズと、時々のかるたです。

座学で教えるのはやめて、遊びとしてひらがなに慣れされたことが功を奏したのかも。

まだ濁点や半濁点、小さい「や・ゆ・よ・つ」は難しいですが、そのほかの文字は以前と比べるとはるかに読めるようになりました!

時々自分で本を音読してみようとしている姿も見られました。

(強制すると嫌がるので、自主性に任せてます)

勉強を嫌がらなくなった

ひらがなクイズやかるたなどの遊びを毎日するようになって2週間くらい経った頃。

調子のいい日は机に向かってしまじろう(こどもちゃれんじ )のワークもできるようになりました!

何ページもやると娘が疲れてくるのが分かるので、1ページでもできれば花丸!ということにしています。

娘が勉強を嫌がらなくなった、というよりは

私の「声かけ」や「教え方」が変わったんだと思います。

きっと前から、娘はお勉強を嫌がっていたわけじゃない。

「勉強を教えようとしてる」怖いママが嫌だったんです。ごめんね娘…。

幼稚園でお手紙を書いてきてくれた

娘が幼稚園で私にお手紙を書いてきてくれました!

壁のひらがなポスターを見ながらでもなく、幼稚園で!

感動して泣きそうになりました。

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英語を勉強したい!と言うようになった

しまじろうの英語がしたいそうです。

そのほか、スイミングもしたいんだとか。

今まで習い事とかに関して自ら「これがしたい」ということがなかった娘にすごい変化が起こりました。

ちょっと、びっくりです。

これもひらがなクイズによる変化…?

ひらがなを読めるようになって自信がついて、もっといろんなことに挑戦したい!って思えるようになったのかもしれません。

こどもちゃれんじイングリッシュに関しては、しまじろうワークもまだ毎日出来ていないのにこれ以上増やして本当にできるのか…?(させることができるのか、私)

と不安なのでとりあえず保留にしています。

とりあえず毎日えいごであそぼを見る、ということから始めています。

しばらく続けてみて、本当に英語がやりたそうだったら、4月からこどもちゃれんじイングリッシュも受講してみようと思います。

習慣の管理はスマホアプリを使うと忘れない

「ひらがなクイズ」という簡単な内容でも、毎日継続するって難しいものですよね。

子供に毎日勉強をさせることが出来なかった私がひらがなクイズを忘れずに継続できたのは、継続のためのアプリを使ったからです。

私が使っているアプリは「継続の技術」という無料アプリ。

通知機能がついているおかげで、忘れることがありません。

アプリはスマホの「毎日使う」アプリのそばに置いておくと、通知を見逃さないのでおすすめです。

「継続の技術」アプリの使い方

毎日のひらがなクイズ

達成前。

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達成後。

タップすると毎日違ったコメントをくれます。

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みにまり
みにまり
達成すると褒めてもらえるから、モチベーションが上がる!

5歳でひらがなが読めなくても大丈夫!毎日の少しずつで変化は起こる

ずっとやりたいと思っていたのにできなかった「子供のひらがな教育」を、小さな習慣を使って継続することができました。

継続したことによって起こった娘の変化に、ただただ驚いています。

きっと子供だけじゃなく私も変わったのでしょう。

親の心がけ次第で子供っていくらでも変わるんだなぁ、と、育児って面白いと思う反面責任が重くて怖いなぁとも思ったり。

とはいえ3児の母、責任が重いなんて泣き言、言ってられない!

子供のために、私が変わって、いいお母さんになりたいです。

まだまだダメ母だけど、頑張るぞー。

読んでいただきありがとうございました!!