子育て

愛情が子供の学力を育てる?「地頭のいい子を育てる食卓の力」

地頭のいい子を育てる食卓の力アイキャッチ

地頭のいい子を育てたい

地頭のいい子を育てるためには食卓が大事。

分かっているつもりだったけれど、
子供にとって最適な食事作りを実践できている」と胸を張って言える自信はない…

そんな時にこの本に出会いました。

子供を地頭のいい子に育てたい人のための本。

ですがこの本には、子供の地頭を良くする料理のレシピは一切書かれてありません。

食事作りの技術ではなく、「子供の食事がなぜ大切なのか」を実際にあったエピソードとともに教えてくれる本です。

みにまり
みにまり
少し厳しいこともズバズバと書かれてあって、読みながら辛くもなったけど…
読んだ後に、「子供の食事作り、もっと頑張りたい」と思いました!

とても心に響く本だったので、響いた部分をご紹介します。

地頭のいい子を育てるには、食卓にこもる「愛情」が必要

「親に愛されているかどうか」は、子どもにとって最大の関心ごとです。

親の「あなたのことが大切なんよ」「あなたには手間暇かけてご飯を作る価値がある」、そんな見えないメッセージが、ごはんには込められているのです。

子どもは、「俺のことを本当に大切に思ってるんやろうか?」などと心配する必要がありません。

ですから勉強に集中できるのです。

食は子どもの体を育むだけではなく、子どもの心を育み、さらには子どもの学力をも育みます。

食が子どもの未来と人生を作ります。

この本のテーマはここです。

みにまり
みにまり
食の栄養素が子どもの脳をどう大きくするか、ではなく
食に込められた「愛情」こそが一番大切、と書かれてありました。

愛情が人を育てます。

その愛情が食にこもり、子どもの体と心と学力を育みます。

食には、食卓にはその力があります。

子どもに愛情を伝える食卓とは

地頭のいい子を育てるには愛情を伝えることが大切。

愛情を伝える食卓に大切な考え方で一番印象的だったのはこの3つ。

  • 家族との食卓を人生であと何回できるのか考える
  • お金に愛情の代わりをさせない
  • 買ってきたお惣菜でも一手間かける

「家族との食卓」を人生であと何回できるのか考える

子供一緒にいれる時間は、人生の中でほんの20年くらい。

いつか親元を巣立って行った時に初めて

「家族との食卓」は奇跡のような幸せ

だったことに気づく。

みにまり
みにまり
と、頭では分かっているものの、今は毎日の生活でいっぱいいっぱい…。
手抜きご飯になる日も多い…。

お母さんたちは、毎日の食事作りは大変でしょう。
毎朝のお弁当作りは大変でしょう。
毎日、家事や育児に追われているお母さんは「一人の時間が欲しい!」とよく言います。
しかし、食べてくれる人がいるということは幸せなことなのです。

「自分の人生で、あと何回、このことができるか」
このように自分に問いかけると、きっと、意識が変わるはずです。人生の優先順位が明確になるのです。

目が回るような毎日でも、この言葉を時々思い出したいなと思いました。

お金に愛情の代わりをさせない

極端な例ですが、子どもの夕食が毎日高級料亭やホテルの高級レストラン。

子どもは愛情を感じるかどうか?

日本のお父さん、お母さんは子どもへの教育に対してたくさんのお金を費やしています。
服も、お菓子も、ジュースも、おもちゃもゲームも、十分に買い与えます。
レストランにも行くし、遊園地にも連れて行きます。
塾にも、習い事にも、スポーツクラブにも行かせます。
当然、お小遣いも与えています。

つまり日本の親は、子どもに十分にお金を費やし、それだけ子どもに対して愛情を持っているのです。

そのような親を子どもは尊敬するのか。

福岡教育大学の名誉教授横山正幸先生はこんな風におっしゃったそうです。

「お父さん、お母さんの愛情がそれをしてくれている」のではなくて、
子どもの中で、「お金がそれをしてくれている」に置き換えられる

子どもを愛しているからお金をかけるのに、お金というフィルターがあると、子どもに愛情が届かないんだとか。

では、どうしたら親の愛情が届くのか。

それは手間と時間をかけること。

お金をかけてレストランで食べるハンバーグと、お母さんの手作りしたハンバーグでは、
同じハンバーグだとしても全く意味が違うのです。

根本にある愛情は同じだとしても、

お金をかけるのか、時間をかけるのかで、子どもへの愛情の伝わり方はまるで違ってくるんですね。

これは食に限らず、他のことにも言えることかもしれません。

  • 高いおもちゃを買ってもらうよりも、親が一生懸命作ってくれた手作りのおもちゃに愛を感じる。
  • 体操教室に通わせてもらうよりも、親が一緒に毎日公園に連れて行ってくれて遊んでくれる方に愛を感じる。

こういうことってありますよね。

お金は大切だけど、子育てではお金で測れないものこそ大切にする

買ってきたお惣菜でも、ひと手間かけることで愛情が伝わる

お金に愛情の代わりをさせない、と言われても
毎日忙しかったり料理が得意じゃなかったり、いつもいつも手作りできるわけじゃないですよね。

そんな時に愛情を伝える方法は

買ってきたお惣菜でも、お皿に移し替える

こと。

みにまり
みにまり
プラスチックのトレーからお皿に移し替えて食卓に並べる、
それだけでも愛情は伝わるんだとか。

「多かったら残していいよ」と言って買ってきたトレーのまま食卓に並べるのか
「この子には、この唐揚げは多すぎる」と思って6個入りの唐揚げを4個に減らしてお皿に盛り付け食卓に並べるのか。

その子に必要な量を知っているのは、親だけなのです。

そのひと手間をかけられるかどうかなのです。

子育てや家事に追われて、食事作りばかりに時間はかけられない。

お惣菜やレトルトに頼る日もある。簡単な料理しか作れない。

けど、最後のひと手間をかける、という意識は大切にしたいと感じました。

大切なのは、日々の暮らしの中で、毎日の食卓で
「あなたのことが何よりも大切なのよ」というメッセージを子どもの心に注ぎ込むこと。
食は親の愛情そのものなのです。

食卓はメッセージである、という言葉が印象的でした。

「食」で伝える愛情、できることから始めたい

この本では「食」にフォーカスして愛情を伝える方法がたくさん書かれてありました。

  1. おやつルールを作る
  2. 食材本来の味を大切にする
  3. 食卓で喧嘩しない
  4. 子供が食べなくても食べさせたいものを作り続ける
  5. 食事中はテレビを消す
  6. 食事の時間を決める
  7. 食卓の会話を大切のするお手伝いで自己肯定感を育む
  8. 糖質過多の朝ごはんをやめる
  9. 朝うんちの習慣をつける
  10. 食卓で読書会をする

この本に書かれてあることを、全部実践するのはいきなりは難しい。

手間暇かけた食事をいつも作れるわけではない。

愛情を伝える手段は食だけではないと思います。

でも、時短調理でも、お惣菜でも、時には外食でも

子どもに美味しいものを美味しく食べて欲しい

という根っこの愛情をしっかり忘れないようにしたいなと感じました。

便利な時短アイテムにも頼りつつ、今の自分にできることから、少しずつ「子供の地頭をよくする食卓作り」を実践していきたい。

みにまり
みにまり
とっても心に響く良い本でした

地頭の良い子供を育てたい!という方、是非読んでみて下さい。